皆様、夏休みをいかがお過ごしでしょうか。
PTA会長の日髙です。
夏休みなので、存分に遊んで過ごすのが良いと思いますが、一番の”遊び”とは何だと思いますか。
散々遊びつくした江戸時代の裕福な町人が最後にたどり着いた究極の遊びは、実は学問・研究だったと言います。
江戸時代の和算ブーム・算額・国学
学問・研究と聞くと難しく聞こえますが、要は、自分がまだ知らないことを自分で調べて確かめる活動です。まだ知らないことを知りたいという気持ちはだれでも持っていると思います。もちろん、子供だったらなおさらそうして好奇心が強いのではないでしょうか。
ということで、夏休みの”遊び”・”楽しみ”の一つとして、お子様に自由研究を勧めてはいかがでしょうか。とはいえ、
「何をしたら自由研究になるかわからない」
「知りたいことはあるけど、何をして良いかわからない」
「自分が何に興味があるかわからない」
など、漠然と「自由研究をしよう」と言っても、なかなか子供は動き出せないのが現実だと思います。
そこで、「夏休みの自由研究教室」を8/3, 4, 19, 20の四日間の午前中 9:00-12:00 (もし希望者がいれば)開催したいと思います。
4日間のいずれか、または複数の日にご参加の方はこちらからお申込みください。(先着順で、各日時5,6名程度を見込んでいます。)
申し込みフォームはこちら (google form)
対象者:菅原小学校の児童
場所: 菅原小学校PTA室 (正面玄関右手の部屋:この看板が目印)
参加者が持ってくるもの:興味、好奇心、模造紙や工作に必要な実費300円 (もし使わなかった場合は返金します)
その他:この教室を手伝っていただける保護者の方も歓迎です!
問い合わせ先: 日髙 昇平 sugaharasyougakkou_at_gmail.com
(SPAM防止のため、"_at_"を@に変えてメールをお送りください。)
自由研究教室では、私、日髙(大学で心の科学(認知科学)の研究をしています)が、子供の好きなこと、興味のある事を聞き出して、何を研究したら面白そうかを相談します。また、”研究”になるためには、どんなことを調べ、どんな実験をし、どんなことを考えればよいか、などを相談に乗ります。
子供が興味を持つことなら、基本的に何でも良いですが、それを子供が自分でできる範囲でどう調べていくか、という部分に工夫や面白さがあります。
↓の研究例は、昨年の夏休みに我が子の夏休みの自由研究を模造紙1枚にまとめたものです。単に実験をするだけではなく、それをどうまとめるかを考えることで、自分で考える力がつくと思います。
自分で考えて、それを試すことが”面白い!”ということに気づくと、生き生きと面白がって自分で研究を進めていました。
2年生の研究「ちがう糸でんわできこえかたがかわるか」
家にあったロープ、はりがね、細い毛糸、太い毛糸で糸でんわをつくり、それぞれの聞こえ方を声の大きさを変えて実験しました。その結果、細い毛糸が一番よく聞こえるということがわかりました。
5年生の研究「玉の大きさと何が関係があるのか?」
シャボン液の濃さ、わっかの大きさ、空気の量などを変えて、できるシャボン玉の大きさが変わるか調べました。調べたいと思った理由、どうなると思うか予想を書き、シャボン玉の大きさの測り方を工夫しています。3つの実験の結果から、液の濃さと大きさは関係がなく、わっかの大きさと適度な空気の量が重要だという結論にいたりました。
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