2回目の研究結果のまとめ作業の後、おおむねそれぞれの自由研究が完成したようです。
いずれもそれぞれの子の面白い発想から研究が始まり、きちんと実験をおこない、データをまとめ、結論まで至っています。
子ども面白い発想に、大人がほんのちょっとだけそれを具体化する方法を考える手助けをしただけですが、それさえあれば子どもたちでも十分に研究ができることを表していると思います。今回は以下の4つの研究の完成版を紹介します。
・うくもの沈むものを調べる研究
・めんどくささを測る研究
・目が回る要因を調べた研究
・どんな紙が飛ぶか調べた研究
・うくもの沈むものを調べる研究(↓)では、比重を割り出し、一定の比重より重いものが沈むという結論に至りました。いろいろな野菜を調べていて、カボチャは浮くが、にんじんは沈むなど、意外なものが浮くことも発見でした。
・めんどくささを測る研究では、めんどくさいほど、取り組むまでの時間がかかることが日々の観察データを集計する事から確かめられました。”めんどくさい”という心の特徴が、行動を起こすまでの時間という形で客観的に測定可能であることに気づくところに面白さがありましたね。
・目が回る要因を調べた実験(↓)では、自ら何回も回って気持ち悪くなりながら、データを採って、回数、早さ、頭の振り、目を開いているか、などが酔い方に影響することを確かめました。実験の結果、予想に反して目を閉じたほうが目が回るという結果が得られました。
・ドローンがなぜ飛ぶか知りたかった研究(↓)では、紙を落として空気抵抗の大きさを測る実験をして、面積が同じで異なる形の紙の落ち方を調べました。実験をしてみると、意外にも、面積の大きな紙より小さな紙のほうがよく飛ぶということがわかりました。
下の2つの研究では、パソコンを使ってまとめたいという子どもの希望で、かなりの時間をかけてパソコン上で研究をまとめることにも挑戦しました。一文字一文字打ち込む感じでかなり時間はかかりましたが、満足いく出来になったようです。
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