2021年2月14日日曜日

まちづくりフォーラム 未来の野々市を担う子どもたちにできること

皆さん、こんにちは

PTA会長の篠嶋です。
本日は表題のセミナーに参加した報告をさせて頂きます。

【パネルディスカッション 】
テーマ
野々市市の次代を担う子どもたちの現状と課題並びにその解決策を考える
~学校・家庭・地域・行政の役割を再考する~

パネリスト
・粟市長
・山本校長 野々市中学校校長
・松田PTA会長 野々市中学PTA会長
・吉川さん 野々市子供センター
コーディネーター
・高木 和久(文部科学省 CSマイスター)

【基調講演】
・高木 和久(文部科学省 CSマイスター)
テーマ 野々市の次代を担う子どもたちを育てる


本セミナーは野々市市民対象の為、誰でも参加可能なもので、私は野々市市PTA連合会から単位PTA会長(野々市市の小中学校のPTA会長)は参加して下さいと連絡があり、参加させて頂きました。

参加して違和感を感じたのは、事前に参考資料として頂いたものには『※コミュニティー・スクールについて』と記載されたものがあり、セミナーではコミュニティー・スクールとは?といった話が主体だと思っていました。

しかし、本日の事前配布資料には『コミュニティー・スクール』の文字が何処にも記載されていません。
パネルディスカッションでも基調講演の中でも、その単語が出てきません。

あえて、この単語を使っていないんだろうな~って思っていたら、最後の質疑応答で質問者がコミュニティー・スクールについて質問をして、講師の方はコミュニティー・スクールは形だけ整えても中身が伴っていなければ意味がない、それならしない方が良いといった話をしました。

大事なのは、学校と保護者や地域の方々がともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、名前だけが独り歩きするのを懸念していたんだと思いました。
新しい学習指導要領では『社会に開かれた教育課程』がテーマになっているので、コミュニティー・スクールの推進もそこに含まれているんだと思います。

ここまで読んでも、なんだか難しくてよく分からないと思います。
書いている私も調べながら書いているから理解できていません。(^^)/

ただ、基調講演を聞いていて興味深いキーワードがありました。
それは、子供たちの『主体性』という言葉です。
新しい学習指導要領の中にも『主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点』という文言があります。

分かりやすい例でいうと、PTA活動ではバザーを行いますが、子供たちはお客さんです。
バザーにきて友達とゲームや飲食物を購入するだけでは学びは限定的です。
主体性及び保護者も学校と協動して子供たちの豊かな成長を支える仕組みといった観点で考えると、子供たちが企画運営してバザーでお店を出す事を保護者や地域の方々が支援する事は前記の内容に合致するように思います。
今後は、そういった活動が求められてくるのだと思いました。
講演では、保護者が良かれと思い、お膳立てしすぎると子供の成長の機会を奪う事になるという事を教えて頂きました。

新年度からはGIGAスクール構想も始まり、子供たちだけでなく保護者にとっても変化に順応していく事が大事になってくると思います。
私自身も子供と一緒に変化を楽しみながら学んでいきたいと思います。(^^)/



※ コミュニティー・スクールとは
学校と保護者や地域の方々がともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら、子供たちの豊かな成長を支えていく仕組み。
「学校運営協議会」を置く学校をコミュニティー・スクールと称している。

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