2020年3月29日日曜日

1年間ありがとうございました。


H31年菅原小学校PTA会長の日髙です。

本ブログを1年間ご愛読いただき、ありがとうございました。

私がPTA会長になってから、この1年間、これまでに行っていない試みの一つとして、この菅原小PTAブログを開設し、平均的には週に1回ぐらいのペースで記事を掲載してきました。

この記事で59本目です。当初長続きするのか、あまり関心を持つ人もいないのではないか、意味がないのではないかと思ったりもしていましたが、継続していくことで少しずつ潜在的な読者の方に読んでもらうことができたように思います。

2020年3月23日月曜日

卒業式 (3/19)


PTA会長の日髙です。

ご存知の通り、3月から全国一斉の休校要請で菅原小学校も休校中です(幸いにも、明日から1~5年生は再開予定です)。

様々なイベントが自粛や延期・中止になっていますが、先日行われた卒業式は短縮した形式で執り行われました。在校生はおらず、卒業生とその保護者2名まで、という形でした。

私も卒業生を子に持つ親の一人なので、そもそも卒業式があるのか、どういう形で行われるのか、など気をもみましたが、ウィルス対策に万全の準備をされた上で無事卒業式を終えることができました。先生方のご尽力に感謝申し上げます。

短縮形式の卒業式だったので、式中には市長や会長の祝辞の時間はなく、事前に掲示する形での祝辞となりました。
おそらく後にも先にも今年の卒業式だけかもしれない形式の祝辞だったので、自分が子供たちに言いたいことを凝縮した言葉を綴りました。素敵な形で保護者の控室と卒業生の教室に掲示をしていただきました。ありがとうございました。


校長先生からの直接の卒業証書授与も学級の代表者のみで、その証書を読み上げる校長先生が感極まる様子が印象的でした。
式後の校長室でのお話では、3学期の始業式に校長先生は6年生とよい卒業式を迎えようと約束したにもかかわらず、一人一人に証書を手渡しできずに申し訳ない気持ちが募ったとのことでした。

式自体は30分程度の短い卒業式でしたが、その周到な準備には随所に心がこもっており、子どもたちの心にも深く刻まれる卒業式になったのではないかと思います。

天気も快晴だったため、卒業式後の小学校の玄関先ではいつまでも子供たちが小学校最後の時間を惜しんで話したり、卒業アルバムのメッセージ欄にメッセージを交換しあう風景が見られました。

3月の休校からの対応、4月からの対応


PTA会長の日髙です。

3月になって、全国的に小学校が休止になっていることをご存知だと思います。

野々市市の小中学校も3月から休止しているので、6年生は突然の休校以来友達とも会うことも難しい状態で、いきなり卒業式を迎えることになりました。私も卒業生を子に持つ親の一人なので、これについては別の記事に書こうと思います。

学校やPTAの行事もそのほとんどが延期や中止になりました。
その中の一つは、新旧合同役員会で、現役役員と新たに4月から役員になる方の顔合わせの意味もある貴重な機会でしたが、飲食を伴う会合だったため、中止となりました。

野々市市のPTA連合会でも同様に新旧合同役員会が予定されていましたが、これもやはり中止(延期?)になりました。

子どもたちの卒業式もそうですが、ある意味でこれらのPTA役員の会合はPTA活動をしてきた役員さんの”卒業式”(退任)を兼ねたものでもありました。なので、2月の役員会以来突然そうした節目がないまま締まりのない終わりを迎えたような感じで残念にも思いました。

小学校は明日から休止を解除して再開するようです。
4月以降、新たなPTA役員の体制で新年度を迎えることになります。
4月には運営員会や総会など年間の主要な行事が目白押しですが、引き続き多人数の集まる会合を開催するには新型ウィルス対策などへの注意が必要な時期が続きそうです。

令和2年度からは、新たに篠嶋会長にバトンタッチしますが、新会長は着任早々に難しい判断を迫られるかもしれません。
例年にはない対応も求められるので、PTA会員の皆様におかれましてはそれをご理解の上、引き続きPTA活動にご協力いただければと思います。

2020年3月1日日曜日

『みんいく』ってなぁに? (学級保険委員会出席のご報告)


PTA副会長の篠嶋で御座います。
先日、行われた学校保健委員会についてご報告致します。

学校保健委員会とは当校の学生の身長・体重を初め虫歯数や視力など各項目が全国平均と比較してどうなのか?などをデータ分析し、学校医の先生方に助言及び指導をして頂く会になります。

その中で、私が衝撃を受けたのは裸眼視力1.0未満の割合です。(下のグラフ)
H27年度は14.07%だったものがR1年度の検査では28.82%と急増しています。
明確な理由はわからないみたいですが、タブレット端末やゲーム機などの使用が要因の一つではないかとの事です。

ちなみに、次のグラフはインターネット(ガベージニュース)からの引用ですが、長期的にみても子供たちの視力は確実に低下している事がわかります。

子供たちの外で遊ぶ時間が減り、ゲーム機の普及により強い光を目に受ける機会が増えたのは長期的に見ても相関関係があるんだと思います。

委員会での意見交換では養護教諭の古道先生から『みんいく』についての取り組みが大事な事を教えて頂きました。
聞きなれない言葉ですが、睡眠教育の略称です。
睡眠学習の事か?と思われた方もいるかもしれませんが、違います(^^)/

簡単に言うと、睡眠時間及びリズムがバラバラだとすぐにイライラする子になったりと健康被害が起こる事についての因果関係についての教育になります。
私も興味があったので、先生が紹介していた本(みんいくのすすめ、みんいくガイドブック)を早速読んでみました。
本の中では、適正な睡眠がとれていないと脳の慢性疲労で認知脳機能の低下によりIQ20くらい下がる事、寝る前のブルーライトの影響で脳を興奮させ、睡眠の質を落とす事などが書かれていました。
その中でも一番印象に残ったのは、『みんいく』に取り組んだ学校の前後で、「自分にはよいところがあると思いますか?」の問いに対して、肯定的な回答が増える事です。
自分の事を大切にし、大切な自分の為にしっかり睡眠について考えるといった事が、この回答につながっているみたいです。

各国(2059)の睡眠時間についても記載されていましたが、日本は韓国につぐ少なさで平均7時間と少なく、1960年の8時間15分からみても50年で1時間以上少なくなっているみたいです。
子供の睡眠時間の推移グラフはありませんでしたが、上記の睡眠時間推移に準じて少なくなっているのではないかと思います。

『みんいく』に取り組む事は最初に書いた視力の低下抑止にもつながってくる話のようにも思います。
まずは実態を正しく知る為に、生徒の睡眠について調査などが必要で保護者の方々の協力が不可欠となります。
要請があった際には、子供たちの大切な育成の為にもご協力宜しくお願い致します。